金属アレルギーは歯が原因?
みなさんこんにちは、福岡県飯塚市タカノ歯科医院歯科衛生士の古澤です
6月の終わりで早くも、真夏のような暑さで夏バテになりそうですが、みなさんはいかがでしょうか?
今回は、金属アレルギーについてお話を致します。
近年では、色々な物でアレルギーを引き起こす人が多くなっていますが、
その中で歯科に関係するアレルギーと言えば、処方されるお薬や治療中に使用されるお薬、また一般的に銀歯と呼ばれる金属が原因となる可能性があります。
歯科用語では、インレーやCKと言われるものです。
口腔内金属アレルギーは、口腔内に詰めてある金属から溶け出した金属イオンが体内に吸収されることがきっかけで
アレルギーを発症してしまうのです。
一般に金属アレルギーは、アクセサリーや時計等が原因と思われる方も多いのですが、
口腔内に入っている金属が原因と気づかなく長年にわたり悩まれ、
検査を受けて口腔内にある金属がアレルギーを引き起こしていると判明し、
原因となる金属を除去したことによりアレルギーが軽減できたと言うケースもあります。
そのアレルギーの原因物質は保険治療で使用されている銀合金や12%金銀パラジウム合金が多いと言われています。
金属を入れてすぐに発症される方と、入れて数年して突然発症される方がいらっしゃいます。
人それぞれ反応物質も異なるので専門医で検査が必要です。
アレルギーの症状
・口内炎が頻繫にできる
・舌がヒリヒリ痛む
・口唇炎、口角炎(唇が腫れたり、ただれる、口元が切れる)
・顔や目が腫れる
・アトピー性皮膚炎
・手のひら足の裏に水疱
・頭痛めまい肩こり
・脱毛
重症化すれば鬱になる事もあります。
専門医で検査を受け、原因が金属と特定であれば
アレルギーの原因となる金属を取り除き、
歯の詰め物やかぶせ物をレジン、セラミック、ジルコニアと言った金属を含まない物に変更する事で
上記の症状が改善されることもあります。
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何かお悩みのことがありましたら、ご相談くださいね。