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子どもが歯磨きを嫌がる理由と対処法

飯塚市の歯医者【タカノ歯科医院】です。

子どもの歯磨きタイムは、保護者の方にとって悩みの種となることが多いです。毎晩のように「嫌だ!」と抵抗され、どう対処すればいいのか迷うこともあるでしょう。しかし、子どもが歯磨きを嫌がるのにはちゃんと理由があります。このコラムでは、子どもが歯磨きを嫌がる原因や親としてできる具体的な解決策をご紹介します。親子で楽しく歯磨き習慣を築くためのヒントを見つけましょう!

■なぜ子どもは歯磨きを嫌がるのか?

まず、子どもが歯磨きを嫌がる理由はいくつかあります。以下のような理由が考えられます。

・お口の中を触られることへの抵抗

お口の中を触られることに慣れていない子どもは、歯ブラシの感触や歯磨き粉の味を不快に感じることがあります。特に歯茎や舌に歯ブラシが当たると、敏感に反応しやすく、拒否反応を示すことが少なくありません。

・長い時間お口を開けていることの難しさ

日常生活で長い時間お口を開けていることがないため、小さな子どもにとっては難しく感じる場合があります。顎が疲れてしまったり、集中力が続かずに口を閉じたくなったりします。また、お口を開けていると唾液が喉の奥に溜まりやすく、これも不快感の原因となります。

・退屈さ

歯磨きは子どもにとって楽しい活動ではなく、退屈で面倒に感じることが多いです。特に、じっとしているのが苦手な年齢の子どもには、歯磨きの時間が苦痛となることがあります。遊びやテレビを中断して歯磨きを強制すると、気持ちの切り替えが難しく、歯磨きを嫌がる原因となります。

・怖さやストレス

歯磨きという行為自体が怖いと感じる子どももいます。大きく口を開けることや、親が近くで磨いている姿勢に緊張を感じることがあります。スムーズに歯磨きが進まない場合、無理やり歯ブラシを使ったり、押さえつけて磨いたりすることがあるかもしれません。このような経験が積み重なると、「歯磨き=怖い」という印象が強まり、歯磨きを嫌がるようになります。

■子どもの歯磨き嫌いを克服するための対策

・早いうちから歯磨きに慣れさせる

奥歯が生え始める1歳頃から、歯磨きの習慣をつけることが大切です。初めは歯の本数も少ないため、強制的に磨く必要はありませんが、歯ブラシが歯や歯茎に触れる感覚を早めに経験させましょう。最初は持ち手が丸く、柄の短い赤ちゃん用の歯ブラシを使用するのがおすすめです。慣れてきたら、自分で歯ブラシを持たせ、口に入れたり噛んだりして遊ばせてください。喉の奥を突かないように見守りましょう。

・保護者と一緒に歯磨きをする

「子どもは見て学ぶ」と言われるように、保護者が一緒に歯磨きをすることで、子どもは歯磨きの仕方を学びます。親が楽しそうに歯磨きをする姿を見せることで、子どもも興味を持ちやすくなります。また、会話やスキンシップしながら、歯磨きを楽しい時間にしましょう。

・歯磨きの時間を決める

急に「もう遅いから歯磨きして寝るよ」と言われても、楽しく遊んでいた子どもは嫌がることが多いです。〇時になったら歯を磨く時間と決めて習慣化することで、遊びからの切り替えがスムーズになり、歯磨きへの抵抗感が少なくなります。歯磨きの時間だけでなく、食事やお風呂、寝る時間も決めて、規則正しい生活を送ることが大切です。

・子どもに合った歯ブラシを使う

子どもの小さな口には、大きなヘッドや硬い毛の歯ブラシは合っていません。不快感や痛みを覚えることで、歯磨きが嫌いになる原因となります。お子様のお口のサイズや好みに合った歯ブラシを選びましょう。

・歯磨きグッズを工夫する

子どもが好きなキャラクターが描かれた歯ブラシや歯磨き粉を使うと、歯磨きへの抵抗感が少なくなります。薬局や歯医者で子どもと一緒に歯ブラシを選ぶことも効果的です。自分で選んだものを使うことで、歯磨きに対する意欲が出てきます。

・味や匂いのついている歯磨き粉を使う

歯磨き粉には、子どもが好む果物の味や匂いがついたものがあります。お子様が好きな果物の味を選ぶことで、歯磨きが楽しくなるでしょう。いろんな味を用意し、歯磨きの前に一緒に選んだり、時には混ぜてみたりすることで、歯磨きがより楽しい時間になります。

・歯磨き後はしっかりと褒める

歯磨きを終えた後は、「上手に磨けたね!」や「今日はとても頑張ったね!」といった積極的な言葉で子どもを褒めましょう。うまく磨けなかったり、途中でやめたりしても、お子様の努力を素直に認めてあげることが大切です。褒めることで子どもは自信を持ち、歯磨きを好きになるきっかけになります。

・歯磨き後のご褒美や楽しみを用意する

歯磨きが終わった後に特別な時間を設けると、子どもは歯磨きを頑張ろうと思えるようになります。例えば、お気に入りの絵本を読む。楽しいお話をする時間を作る。など良いでしょう。こうした楽しみがあることで、歯磨きが苦痛ではなく、楽しみのひとつになる場合があります。

・歯磨きの大切さを伝える

歯は食事をしたり話をしたりするためにとても大切です。小さい頃から歯の健康と歯磨きの大切さを少しずつ伝えていきましょう。また、保護者の方が自分の歯を大切にしている姿を見せることも重要です。親自身がきちんと口腔ケアを行い、定期的に歯科検診を受けることで、子どもも自然と歯磨きを習慣化するようになります。

■飯塚市で小児歯科をお探しなら【タカノ歯科医院】へ

小さい頃から完璧に歯磨きをするのは難しいです。歯が生え始めた時期から、綿棒やガーゼを使って歯やお口の中を優しく触り、触られることに慣れさせましょう。成長とともに、歯や歯磨きの重要性を少しずつ教えていくことが大切です。

歯磨きがうまくできなくても、叱ったり無理やり磨かせたりしないように気をつけましょう。「歯磨き=怖い、痛い」といったイメージが定着すると、歯磨きを嫌がる可能性があります。会話やスキンシップをしながら、楽しく歯磨きの時間を過ごしましょう。

当院では、お子様の歯磨きに関する専門的なアドバイスも行っています。磨き方が心配な方や、アドバイスが欲しい方は、お気軽にご相談ください。

飯塚市で歯医者をお探しなら【タカノ歯科医院】までご相談ください。

タカノ歯科医院の小児歯科についてのページはこちら

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